お店の顔はどんな顔 ?
ジュエリーツツミ柏店 店長・伊藤こずえさん
美しい宝石には熱いドラマが
 宝石を見つめる女性の目は真剣そのもので、キラキラと輝いている。この世の 美を集約したようなジュエリーたちは、ときに人生を狂わせるほどの魔力を秘めている。
「今日は取材だぞ」と、自分に言い聞かせつつも、ついつい目が吸い寄せられ るのであった。


 ジュエリーツツミは、埼玉県蕨市に自社工場を持ち、全国に140店舗を有す る業界最大手の企業である。とくに商品の類では群を抜いており、エアストーンと いう珍しい石も多く導入している。価格や商品の数で融通がきくのも自社工場の強み である。

 柏二番街・いしどビルの1階に店を構えるジュエリーツツミ柏店は、オープンから1 0年。店長の伊藤こずえさんは、就任から10ヶ月あまりだが、以前にも柏店につと めたことがあり、宝飾関係の仕事は通算16年になるという。

(写真:店長・伊藤こずえさん)
 お客さんは、40代〜60代を中心に、オープン以来のおなじみさんも多い。夫婦、 親子、若いカップル、ウインドショッピングにぶらりと立ち寄る人、そして内緒の人 も。取材中にも熟年夫婦らしいカップルが楽しそうに品定めをしていた。

 「似合う似合わないよりも、自分が心地よければ、人の目なんか気にしなくていいと 思います。好きなものを身につけると元気が出るし、そこがジュエリーの魅力です」 と、伊藤さん。よく出るのは、値段的にも手ごろなピアスで、夏場は胸元を飾るネッ クレスも多い。なかには、金運を願って、ヘビのリングを求める人もいるとか。

 「この日一番のお客様は、ご主人の誕生日に贈るネックレスを求めにきた奥様でし た」。それぞれ人生の節目をかざるものであったり、大切な人からの贈り物であった り、また自分へのプレゼントであったり等々、ジュエリーには熱いドラマが秘められ ている。

  「この指輪ステキでしょう!」と、ウインドウの中の商品を指差しながら、愛想よく 話しかけてきたお客さんは、なんと占い師さん。「宝石は魔除けになるのよ」という その人の言葉に、へえ、そういう使い道もあるのかと、なっとく。

 これからも、ずっと大好きなジュエリーと付き合っていきたいという伊藤さん。耳も とにダイヤのピアスが品よく光っていた。きらびやかな世界とは対照的に、控えめな 感じが好印象。休日はもっぱら家事に専念するという。柏店では6人のさわやかなス タッフとともに、あなたを待っている。
(写真:ジュエリーツツミ柏店)