Face

佐藤直美さん 柴井志のぶさん

お店の顔はどんな顔 ?
パーラーナルシマ
 店長 柴井志のぶさん&佐藤直美さん
お客様やスタッフとの絆を大切に

二番街のドンキホーテ(旧長崎屋)の2階にある喫茶店「パーラーナルシマ」。昭和48年に開業して以降36年間、美味しい料理とリーズナブルな価格で、多くの人たちから親しまれているお店である。

今回は、店長の柴井志のぶさんと妹の佐藤直美さんのお二人にお話を伺った。柴井さんは、以前はご実家の建設業「成島組」の経理を担当なさっていたが、平成8年に初代店長のお母様から受け継ぎ、佐藤さんと協力しながらお店を経営なさっている。

入り口(ドンキ店内)

店長になってから一番大変だったのは、二番街に丸井がオープンした平成11年頃とのこと。ひっきりなしにお客さんが訪れ、休む間もなかったそうだ。

「あの頃は、とにかく必死でしたね。お店にいるときは仕事を一生懸命こなし、家に帰ってからは、子どもたちの世話に追われて…。毎日フル回転で働いていた感じでした」

と語る柴井さん。当時のお話を伺うと、仕事にも家庭にも100パーセント全力を注いでいるお二人の姿が目に浮かぶようである。

店内 1

柴井さんたちは、代替わりしてから自分たちのカラーを出すべく、様々な工夫を凝らしてきた。例えばメニューもそのひとつである。それまでは手書きだったが、プロのカメラマンに依頼し、試行錯誤しながら撮影した料理の写真を載せた。一新したメニューは、お客さんにも好評だったそうだ。

メニュー

メニューを開くと多彩な料理の数々が目に入る。中でも人気なのは、ガッツリ系の「デラックスランチ(ハンバーグ・しょうが焼き・目玉焼き・サラダ・ライス・味噌汁・お新香のセット)」(1100円)や、ヘルシー志向の女性にピッタリの「お野菜たっぷりうどん」(650円)とのこと。「チャイルドメニュー」が充実しているのも、子ども連れには嬉しい心遣いである。

お野菜たっぷりうどん チャイルドメニュー

「父が『人を喜ばすことが第一』という考えの持ち主でしたから、私たちもお客様には喜んでいただくことを一番に考えています」という柴井さんの言葉に、佐藤さんも大きく頷いた。落ち着いた雰囲気で、気配りが行き届いたお店はとても居心地が良く、常連客が多いというのも納得である。お客さんの中には、季節ごとに絵手紙を送ってくださる方もいるとか。

絵手紙

また、お客さんだけではなく、お店のスタッフに対しても、常に感謝の気持ちを持ち続けているとのこと。それゆえ、スタッフの方々もお母様の代からずっとパーラーナルシマで仕事を続けており、家族のような雰囲気が漂っている。

店内 2

オフの日は、柴井さんは読書や映画鑑賞などを楽しみ、佐藤さんはゴルフでリフレッシュするという。また、年に1、2回の二家族合同のお出かけも恒例になっているそうだ。「姉はおおらかで決断力があり、妹はしっかり者で几帳面」とお互いを分析して笑い合うお二人は、仲良し姉妹であると同時に、信頼しあえる良きパートナーであることが伝わってくる。

入り口(丸井側)

二番街を含め、柏駅周辺は様々な開発が進み、めまぐるしく変化している。そうした時代の流れの中でも、ずっと変わらずにお客さんやスタッフとの絆を大切にしているパーラーナルシマは、これからも「柏の憩いの喫茶店」として、人々に愛され続けることだろう。

※ 料理名・値段などは、2009年10月現在のものです

◆パーラーナルシマ (営)10:00〜19:00 (休)1月1日 (電話)04-7164-9981